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白鳥正夫の
えんとつ山
ぶんか考

【関連事業】
○第129回オータニミュージアムコンサート
「風呂本佳苗 ピアノコンサート」
4月12日(日) 午後2時より          要申込 定員100名
申込方法 3月29日(日)午前9時より電話0798-33-0164で受付
無料(別途入館料が必要)
○ 学芸員によるギャラリートーク
月18日、25日、5月2日、9日、16日、23日の土曜日
各日とも午後2時から
1861年、ウィリアム・モリスは自分のデザインを幅広い分野に応用するためにモリス・マーシャル・フォークナー商会を設立しました。商会発足当初の重要な仕事は、英国各地に現存するステンド・グラスの制作でした。産業革命による機械文明に対し、中世のゴシック・リヴァイヴァルを唱えたモリスにとって、教会のステンド・グラスの仕事は必然的に結びつくものでした。バーン=ジョーンズが下絵を描き、モリスがデザインするという共同作業から、多くの作品が生み出されていったのです。 さらに、織物やプリント地、壁紙などにおいて、モリスはデザインを考えるだけでなく製造の過程も学び、室内装飾の総合的な活動を通して生活の芸術化を計るという構想を具現化していきました。 本展覧会では、英国各地に現存するステンド・グラスの主要な作品を再現したフィルム、オリジナルの壁紙、織物・テキスタイル、家具など約 80点の作品により、近代デザインの展開に多大な影響を与えたウィリアム・モリスを紹介します。
ウィリアムモリス展
白鳥正夫企画 

2009年4月4日(土)~5月24日(日)
西宮市大谷記念美術館

主   催  西宮市大谷記念美術館
共   催  神戸新聞社

入 館 料  一般800円/高大生600円/小中生400円