新居浜市では5月25日から3日間、「第9回環境自治体会議」を開催します。この会議は、自治体個々の地域特性を尊重しつつも互いに連携し、持続可能なまちづくりを共に実現しようという趣旨で発足したネットワーク型組織で、現在56自治体が参加しています。これまで年1回の大会を各地で巡回開催し、自治体の環境政策に関する情報交換や交流、勉強会を重ねていますが、新居浜市が初めてのホスト市になるものです。今回、佐々木龍市長の肝いりで初めて市民らも自由に参加できる特別セッションが設けられ「別子銅山から学ぶ環境と産業の調和」をテーマとしたシンポジウムも催されます。

 会議では初日と3日目に全体会、2日目にテーマごとの分科会にて各種報告と協議が行われます。特別セッションは、添付資料のように初日の午後6時から、新居浜市文化センター中ホールで開かれます。新居浜市のまちの形成に深く影響をもたらせてきた別子銅山と環境との関わりを考えます。住友家の英断で先駆的に煙害克服と植林事業で地域と共生を図ってきた歴史を、他の自治体の関係者だけでなく、市民に自分の住むまちについて教訓や課題を学んでいただこうという意図です。えんとつ山倶楽部会長の私がコーディネターを務めます。
 


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白鳥正夫の
えんとつ山
ぶんか考

環境自治体会議 
5月に新居浜で 「別子銅山に学ぶ」特別セッション